9月, 2011

0927

「キャーべっつーーん!」(※ F1シンガポールGP ベッテルウィニングランの様子) 気が向いたのでふらっとシンガポール行ってきました。かれこれ20年ぶりのシンガポール、正直パッキングに1時間もかけれなかったぜ…!という時間のゆとりのなさで向かったわけですが、まぁなんだ。お金と携帯とパスポートさえあればなんとかなるとか ほんと こういうの良くないですね。シンガポールは大丈夫でしたけどね……ダメ、ゼッタイ! 主な目的は上記の通り、人生初のF1観戦でございます……!とはいえ普通の人よりちょっと知ってるレベル、好きな人よりは全く知らないレベルなんですが、これがまた非常~~に!楽しかったです。シンガポールGPって、いわゆるサーキットじゃなくて市街地を走るんですよね。しかも、F1唯一のナイトレースなのです。シンガポールの割とお高いホテルとかがあるマリーナ地区の道路をサーキットにして走るんだけど、カジノみたいにギラギラしてる中を走ることもあってテンションMAX。あと、もちろんメインはレースなんだけど、合間にコンサートがあったり、もともと芝生の公園を開放して屋台とか出しているので、芝生でごろごろできるのも凄くいい。こんな環境だからか、家族連れの人も多かったです。コンサートではシャキーラたんとワカワカしたり、ちょう久しぶりにリンキンを見たりしました。笑。 っていうかF1ですよあれまじ生で見たら迫力全然違うしちょうかっこいい……!偶然にも最前列だったので、音と圧が凄かったです。写真撮りまくってしまった。個人的にはレッドブルとロータスを応援していたのだが、レッドブルはさすがのベッテル&ウェバーでちょう強かった。ロータスは残念ながらって感じでしたが、ヘイキとか見れて良かったよ~。あと残念だったルノーのブルーノはめっちゃかわいい、メルセデスのニコもちょうかわいいし、シューマッハ先生まじ御大ですし、バトン&ジェシカまじまぶしいし、完全に初体験にして全面的に楽しんできました。本当に楽しかった……。 夜開催だから日中は普通に観光。動物園とかちょう楽しかったなぁ…ご飯も美味かった。何よりシンガポールは近いですね…さすがアジアだよ…。またこの時期に行けたらいいなぁと思ったのでした!ホワイトタイガーまじかわ!



0917

現在バルト9で「ラテンビート映画祭」と銘打ったラテン映画5Days?とかいうのをやっているんだけど、見たいのがいくつかあり…今日は「BLACK BREAD」という映画を見てきました。こちらはスペインの映画で、内戦後のカタルーニャが舞台。ゴヤ賞とか色々受賞してたみたいです。なんというか…スペインの映画ってけっこうグロい部分はグロく、泣かせる部分は非常に美しく、貶めるところはとことん貶める(笑)のが多い気がするんだけど、こちらもまさにそんな感じかな。いや、貶めてはないな。要素がもりもりでもうちょっと削っても良かったんでは…、と「ビューティフル」に続き思ってしまった。 よく言われてるところで、スペインていわゆるマドリード擁するカスティーリャ、バルセロナ擁するカタルーニャ、それからバスク地方とばくっと分かれてて(南部も大分違うけども)、さらにその中の自治州とかそれぞれの意識が非常に高い印象がある。特に前者に上げた3州は話す言語も違うし、それはフランコ政権のなごりなんだろうけど(フランコ政権時代のカスティーリャは他をかなり弾圧していた)、その辺わたしはそれくらいしか知らない……。とはいえ、映画でもこの部分の主張が結構強いのかなーと思ったらそんなことなかった。もちろんそれがあっての人間模様ではあったけど、うーん…人間関係においてそれ以外の要素の主張強いうえに複雑なので、やっぱりちょっと要素がもりもりだし色々おっつくのが大変であった。主人公の子が知らない、知らされていないところで世界が勝手に回ってる感じは本当に物悲しいし苦しかった。女性たちの悲壮感という名の情熱も凄かった……。あと、ここで終われば感動作だけど、それで終わらないのがスパニッシュなのか的な……笑。要素が行って、来て、漂って、走って、パーン!悪かったわけじゃないけど。プレミア上映だったらしくて主演の男の子が来日して舞台挨拶もあったんだけど、「内戦は学校で勉強するけど正直そこまで詳しいわけではない。でも、同じ国のなかで戦争をするなんてメリットがないし、悲しいことだよ」的なことを言ってたのが一番興味深かったかな…笑。今の若者とかどうなんだろうって思ってたので。彼の演技はとっても良かったです。映画の内容のなかでは、父親に鳥を渡すあたりのシーンはやっぱり良かったかな。 他にラテンビート映画祭で気になっているのは、「マルティナの住む街」「プールサイド」「チコとリタ」「雨さえも~ボリビアの熱い一日」。そんなあんのか!でもあと見れて1、2本かな…マルティナ見れなさそうグスン。 連休中、久しぶりにプラネタリウムに行く予定があるので楽しみです。宇宙LOVE



0910

おおうふ 気付いたらとうとうブログが「てめーさっさと管理画面移行しねーとぬっころすぞ!」と言い出し表示されなくなってしまいました。移行作業すればいいんだろうけど、ちょっと不明点が多すぎたのでもはや俺は僕は私は…ということで、この機会にブログは別のを持ってきたよ。ところどころ調整できていませんが、とりあえずこのままで…。なんか右側のカレンダーの表示がどうにもちょっと笑える感じだよ。まぁいい。 最近は「ビューティフル」見てガクブルしたり、「小さな哲学者たち」見てフムフムしたり、相変らず美味しいものハンターをしていたりしていたのですが、大げさに風邪を引いて一週間ぐらいゲホゴホする結果に…。毎年夏に何かしらぐったりしている気がするのですが、いい加減どうにかならんのか。もう秋だけど!みなさんこの季節の風邪の野郎は厄介なのでまじお気をつけて……。 ところで、今年は地震の影響もありいつもほどライブに行っていないのですが、秋はデジタリズムとアルバムリーフのチケットを取りました。デジタリズムは2階席を取ったので、まったり飲みながら眺められそうで楽しみ。来てほしいアーティストは相変らずブラック・キーズとADELEたん、それからダフト先生。アニマルコレクティブ。アーケードファイア。SBTRKTはなんか来日すんですねー!?行けないけど…フジでは大体睡魔でふわっふわしてた挙句疲労で「よし…帰るか」て感じだったので、ちゃんと見てみたかった。そんな感じで相変らずふわふわしてます。くらくそんどこいったのー! わたしはブルックリンのミュージックシーンが凄く好き(もう数年前からちゃんとは知らないから好きだった、かもしれない)なんだけど、今ってどうなってんだろう。というのも、Deerhunterのブラッドフォード・コックス君が「最近のブルックリンのミュージック・シーンにはちょっとうんざりしてる」的なことを言っていたからです。わたしは彼の意見が結構すきで(笑)、要するに今のブルックリンのミュージック・シーンは「インディ・ミュージックが好きで聴いてるんだぜ!」というよりは、ファッションの一環、「これ聴いてるとアートでしょ?」的な空気があるそうな。とはいえ、もちろん自分は現地にいるわけでもなく、単純に音楽の良し悪しでのみ判断しているわけだが。別に音楽の聴き方はそれぞれだろうし。が、少なくとも、数年前、わたしがはまったころのブルックリン・ミュージック・シーンは、(もちろん専門的なことはわかんないけど、)実験的で、模索してて、若さもあいまった不安定だけどパワーのあるものをつくっていたなぁと思います。最近自分にもそういうパワーみたいなものが足りてないな~これは歳か!ある意味での「とんがった」部分っていうのは持っていたいし、持っててほしいな、ていうのをなんとなく思ったのでした。Deerhunter、見たかったな。